マラソンの練習を重ねてきて、長距離にも慣れてきたし、サブ4達成できるペースも自分のものにしてきた方は、後はレース本番に向けて、疲れを抜いていくだけだ!と考えていらっしゃると思います。何ヶ月も厳しい練習に耐えてきて、自信たっぷり、あとはレース本番を待つのみ、という状況ですね。

今回の記事では、ランナーズハイという状態について書いていきたいと思います。この「ランナーズハイ」はよく聞く言葉ではないでしょうか?

ランナーズハイによって、マラソンのペース配分が乱されてしまい、思うような走りが本番でできなくなってしまうかもしれませんので、気をつけて下さい。対処法はあります。

それではみていきましょう

ランナーズハイとは

ランナーズハイとは、ランニング中に気分がとても良くなってしまうことを指しています。ハイキングでも同様の状態になることもあるようですね。走ることが好きな人は、このランナーズハイを経験していることも一理あるのではないでしょうか。

ある一節によると、ランナーズハイが起こる要因というのが少しづつ明らかになってきているようです。脳内の内因性カンナビノイドシステムという働きによって、ランナーズハイという状態が引き起こるということのようです。実はマ○ファナに似た仕組みのようで、気分が高揚するメカニズムとおなじようです。

さらに研究を進めていった結果、面白いことがわかったようです。ランナーズハイは、LSDのようなゆっくりとしたスピードで走り続けることで、カンナビノイドシステムがより働くことがわかったようです。ダッシュのような速く走るもの、ウォーキングでは、働くことはなかったようなのです。

身体を長距離に慣れさせるための練習としてLSDが効果的だと、本ブログでは推奨しております。練習中にランナーズハイが出れば、マラソンの練習が楽しくなるのですが、実はレース本番で、この症状が現れると、困ったことになるのです

ランナーズハイによるデメリット

このブログでは、マラソン前半ではゆっくりとしたスピードで走り、マラソン後半にかけて徐々にペースをあげていく、後半型と呼ばれている走り方を勧めています。

前半にゆっくりしたスピードを意識することでランナーズハイが生じやすい状況が生まれてしまいます。ランナーズハイが起こるのは、走り始めてからだいたい8~10km通過後くらいです。徐々にペースが上がってしまうのです。

マラソン前半部はペースを落とす計画を立てて、レース展開をしようとしているところに、ランナーズハイによってレース展開が崩れてしまうこともあるのです。

この結果、どうなるのでしょうか?

マラソンでは、30~35km付近に、止まってしまったり、歩き始めたりしてしまう人が出てきます。もちろん中には、レース当日までに長距離に耐えうるスタミナを持った脚を作り込めなかった人もいますが、一定数は前半に快調にペースを上げてしまったがゆえにバテてしまう人もいます。

冒頭に戻りますが、私はサブ4達成に向けて息巻いている人ほど注意してほしいと思っています。練習を積み重ねて自信満々であるがゆえに、レース序盤でペースをあげてしまうのです。ランナーズハイによって、調子を狂わせられてしまいます。

さいごに

このブログでは、マラソン前半部はペースを抑えて走りましょう、マラソン後半部にペースをあげていくことで、サブ4を達成しようと提言しています。

後半型は実はメリットもあります。レース展開をあまり意識していないひとは、前半を快調に飛ばして、後半になるとバテてきます。さらに後半は自分はペースをあげていくので、沢山の人をごぼう抜きに出来るのです。

35km付近からラスト7kmは何人もの人を抜き去っていくので、圧倒的に気持ちがよいです。ですが、ここで調子に乗ることなく、事前に計画していたペース配分を守り切ることで、サブ4達成を目指しましょう。

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